はじめに

本書は、Software Defined Networking(SDN)を実現するための開発フレームワークRyuに関する専門書です。

なぜ、Ryuなのか?

本書で、あなたの答えが見つかることを願っています。

第1章~第6章は、順番に読み進めることをお勧めします。第1章で、単純なスイッチングハブを実装し、その後の章で、トラヒックモニターやリンクアグリゲーションなどの機能を追加していきます。実例を通じて、Ryuを使ったプログラミングをご紹介します。

第7章~第10章では、Ryuを使ったプログラミングで必要となる、OpenFlowプロトコルやパケットライブラリを詳しく紹介します。次の第11章~第14章では、Ryuにサンプルアプリケーションとして同梱されている、ファイアウォールやテストツールの利用方法をご紹介します。最後に、第15章~第17章では、Ryuのアーキテクチャや導入事例についてご紹介します。

最後に、Ryuプロジェクトを支援して頂いた方々に感謝したいと思います。特に、ユーザの皆様ありがとうございます。メーリングリストで、皆さんの意見をお待ちしています。一緒にRyuを開発しましょう!

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スイッチングハブ

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